8月21日よりジャクソンホール会議開催 注目のポイントは
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8月21日から23日に、ジャクソンホール会議がアメリカ・ワイオミング州で開催される。世界の中央銀行・金融市場関係者や経済学者が集うシンポジウムであり動向が注目されている。
焦点となるのは、米連邦準備理事会(FRB)による利下げの動向だ。22日にはパウエルFRB議長が講演し、今後の金融政策について語られるが、利下げの可能性についてどう言明するのかが注目されている。過去、当会議でのFRB議長の発言により今後の方針や株価・為替の動向にも変化が生じたため、投資家にとっては注意すべきイベントだ。
元々当会議は注目されているイベントだが、今年はトランプ大統領からの利下げ圧力がある中での開催と言うのもポイントとなる。トランプ氏は2025年7月24日にFRBの本部(改修工事中)に直接訪問した際、金利の引き下げを要請している。金利の低下により株式市場の活性化などを狙いたいと考えられるが、FRBの独立性が損なわれれば市場からの信認低下を招きかねないリスクもある。トランプ氏はFRB訪問の際にパウエル議長について「解任の必要は無い」としているが、FRB本部の改修工事費用高騰を巡って訴訟も検討しているという見方もある。
・パウエル議長の発言要旨に関して
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